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【アロマコラム】4月の精油:新しい環境で緊張が続いたらオレンジスイート精油で芳香浴

新年度スタート、ドキドキのひともワクワクのひとも、

「新年度?なにそれおいしいの?」なひとも

オレンジの香りをかいだら、自然に笑顔になります

 

新たな出会いの季節。新しい環境で緊張が続いたら、オレンジスイート精油で芳香浴を。気持ちが明るくなる優しい香りに、肩の力も抜けるはず。(AEAJ2017アロマダイアリーより)

 

 緊張感緩和だけでなく、春の気温乱高下や、宴続きでお疲れの消化器にも

自律神経を整えて「自分らしく」「自分にとって心地よい」を実感できます。

 

香り、これはくすりにはできない働きです。


文献紹介

ティスランドインスティチュートのマテリアアロマティカデータベースで紹介されていた文献のひとつ▼

 

ローズオイルとオレンジオイルによる嗅覚刺激が前頭前野の活動に及ぼす影響

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

抄録(機械翻訳)

目的:
植物由来のエッセンシャルオイルは古くから人々に知られてきました。最近、私たちはエッセンシャルオイルに毎日さらされることによる生理学的および主観的な影響に興味を持つようになりました。本研究の主な目的は、ローズ油またはオレンジ油による嗅覚刺激が前頭前野の活動に及ぼす影響を明らかにすることでした。リラクゼーションの主観的評価も決定されました。


設定と介入:
被験者は、ローズまたはオレンジのエッセンシャルオイルを染み込ませた空気に90秒間曝露されました。対照として、被験者は同じ装置を装着しましたが、含浸されていない空気のみを吸入しました。 3 つの刺激は各被験者にランダムに提示されました。


主な成果指標:
生理学的効果は近赤外時間分解分光法によって決定され、修正された意味論的微分アプローチが主観的評価を決定するために使用されました。


結果:
研究参加者は女子大学生20名(平均年齢22.5±1.6歳)であった。ローズまたはオレンジオイルによる嗅覚刺激は、(1) 右前頭前皮質のオキシヘモグロビン濃度の大幅な減少、および (2) 「快適」、「リラックス」、「自然な」感情の増加を引き起こします。


結論:
これらの発見は、ローズまたはオレンジオイルによる嗅覚刺激が生理学的および心理的リラックスを誘発することを示しています。


キーワード:
近赤外分光法。オレンジ;生理的弛緩;薔薇;意味差分法。

全文ダウンロードは有料

www.sciencedirect.com

 

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www.aromakankyo.or.jp

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